ジョン・ミューラー氏は以下のように述べています。
クロールする際に、URLによる分類は基本的には見ていない。ユニークなURLでユニークなコンテンツを表示するかだけを見ている。その分類を示す文字列をURLに入れる必要はないし、URLに意味的な要素を持たせる必要もない。
つまり、URLに使う文字列は検査エンジンの評価においてあまり重要ではないということです。
グーグル内部の方からのこの発表は正直驚きました。ここでいうユニークドメインいうのはデータベースなどを構築したことがあれば分かると思いますが、日本語でいうユニークとは異なり、唯一のとか、固有のという意味です。つまり独自のURLで独自のコンテンツを配信しているサイトと訳すのが正しい訳です。
私がアフィリエイトサイトを作り始めた時は独自ドメインの名前の取り方について、検索エンジンの評価に影響するような内容のサイトが多く存在しており、2?3個のキーワードを組み合わせて無駄に長いドメインを取得したりしていました。
またカテゴリを作った際のディレクトリ名は日本語で分かりやすくするか、それとも英語表記にするか、非常に悩んでいました。
しかし、ジョン・ミューラー氏の言葉を信じるならサイトに使うドメイン名を決める時にURLはなんであっても検索順位に影響しないということになります。
ではドメイン名はランダムなアルファベットの羅列で構わないでしょうか?
私はそうは思っていません。私はドメイン名の取得する時に以下のことに注意しています。
ドメイン名を決める4つの決め手
4つの決め手には資産型サイト作りを考えている私なりの理由があります。
シンボリックであるということは検索者にとって上位表示されているサイトが何であったか非常に分かりやすくなり、再検索をした場合も目に付きやすくなります。
このサイトのドメインはafibestと言う名前を付けています。説明するまでもないですがアフィリエイトとベストを合わせた造語です。アフィベストの記事内でこのサイトを指す場合は必ずアフィベストと記載しています。記事の中にさりげなくアフィベストというサイト名が入る事で訪問者の記憶にアフィベストという単語が定着していきます。
検索順位に影響がないとグーグルは言っており検索のアルゴリズムとは関係ないドメイン名ですが、このように理由付けやサイト訪問者に対して深く考察をしていくと、関係ないからと安直に付けるのは賛成できません。
AIの登場により今後、検索においてはより個人に特化した検索結果が表示されたりサジェストされることが予想されます。
一度訪問した閲覧者にいかに自分のサイトを印象付けるかは非常に重要なことだと思いますので、ドメイン名取得の際はサイトの最終形を考えながら取得しましょう。
サイトの内容を具体的に表す短縮語は訪問者の記憶に残り再訪問のキッカケとなると考えいます。全く記事内容に関係のない造語ではなかなか記憶に定着しないものです。また短縮語を作る事で長い名前よりも記憶に定着しやすいという効果もあります。
造語であることは世界でたった一つのキーワードになり得る可能性を持っているということです。誰がいつも見ているニュースサイトと同じように自分のサイトが自然と選択肢の一つに加えられる可能性を持っているということです。つまりあなたのドメイン名がボリュームを持ったキーワードとなる可能性です。
言葉のリズム感が良いことも記憶の定着に非常に重要な要素と考えています。一度聞いた時に耳から離れない言葉があると思いますが、リズム感が良いということは耳に残る可能性を持っているということです。
4つの理由を読んでみて鋭い方は私が何を狙っているかがわかったと思います。ドメイン名が訪問したサイトがどんなものであったかという記憶への定着を促し、次回検索する際に検索キーワードとしてドメイン名を入手してもらいジャンル内の他の競合よりも上位表示されることでクリックされやすくなるという効果です。
訪問者の記憶に残るドメインがベスト
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