SEO対策はパンダとペンギン 対策

グーグルのアルゴリズムアップ―デート

これまでグーグルは検索エンジンの順位を決めるアルゴリズムに対して何度もアップデートを行いました。
アフィリエイターにとって検索順位は収益を左右するものなのでグーグルがどのように検索順位を決定しているかは興味の的となっています。
ここでは有名なペンギンアップデートとパンダアップデートについてしっかりと勉強しましょう。

ペンギンアップデートとは

主にウェブサイトの技術的なところに切れ込んだアップデートです。

Google Penguin(グーグル・ペンギン)は、2012年4月24日に最初に一般公開されたGoogleのアルゴリズムの更新に与えられたコード名である[1]。その更新は、Googleに宣言されたブラックハットSEO技術(悪質な方法でページの検索順位を操作すること)を使うことによってGoogleウェブマスターガイドライン[2]に違反しているウェブサイトの検索エンジンランキングを低下させることを狙っている。


サイトの検索順位を下げることで良質なサイトの検索順位を上げる為に行われましたが、主にスパム行為に対して行われたアップデートです。
スパム行為とはかつては迷惑メールのことを言っていましたが現在ではインターネット上の迷惑行為全般を指しています。
その中でもでアフィリエイターに最もインパクトを与えたのはブラックハットSEOを使った被リンクについての扱いです。

パンダアップデートとは

パンダアップデートはペンギンアップデートとは異なり、どちらかといえばコンテンツの質に切り込んだアップデートです。

Google Panda(グーグル・パンダ)は2011年2月に最初にリリースされたGoogleの検索結果ランキングアルゴリズムに対する変更のことである。 その変更は「低品質サイト」あるいは「薄っぺらいサイト」のランクを下げることを目的としている。[1] 特にコンテンツ・ファーム(フリーライターに書かせた大量の低品質な記事を掲載するサイト。検索エンジン最適化を行っており、広告収入を稼ぐことを目的としている)を下げる対象としている。[2] そして、検索結果の最上位付近に高品質サイトを表示する。


グーグルがパンダアップデートには検索エンジンのアルゴリズムがキーワードをメインに検索順位を行った結果、ワードサラダと呼ばれる自動生成コンテンツや過度にキーワードを埋め込んだ低品質なコンテンツが検索上位を占めるようになったことが原因です。
もともとアップデートは手動で行われていたためその都度通知が行われていましたが2013年3月より自動アップデート化されているため事前の通知はありません。
つまりグーグルの検索エンジンのアルゴリズムに引っかかものがどれなのかを知ることが難しくなっています。

 

引っかかるポイント

独自性や専門性/他サイトとの重複したコンテンツ

この2つは自分で気を付けることができる内容です。
他サイトをコピーして書き換えるなどは論外ですが、例えば一般に流布されている内容に独自の解釈を加えたものはオリジナルコンテンツです。
この場合、一般に流布されている内容は信頼できるサイトから引用しblockquoteタグを付け検索エンジンには引用してであることをしっかりと伝えます。
例えばこのページではパンダアップデートとは、をウィキペディアから引用しています。
パンダアップデートは一般に流布されていて誰が説明しても対して違いはありません。
ここに独自の解釈や自分のサイトで気を付けることを加えることでオリジナルコンテンツとなります。

 

広告の占める割合が多い

アフィリエイトサイトでは気になることですが更新が多いこともペナルティの対象です。初心者は広告に気が付いてくれるだろうかと心配になり沢山の広告を貼ってしまいますが効果はありません。
むしろペナルティを受けて検索順位が下がる方が収益の悪化となります。どこに広告を貼るのが良いか広告の最適化でクリック率アップで紹介しているので参考にしてください。

 

内容がない/サイト内の重複コンテンツが多い

1ページ あたりの文字数と画像の割合に注意しましょう。文字数は最低でも1000文字、1500文字以上は必要です。また重複コンテンツにも気を付けるなければなりません。似たような内容の記事を書くことでページ数を稼ぐよりも内容をまとめてひとつのページでまとめましょう。

 

外部サイトから被リンクがない/SNSで共有されていない

この2つは自分では対処できません。良質なコンテンツを書き続けて外部サイトからの被リンクやSNSで共有されるしか方法はありません。間違ってもブラックハットSEOの手法は行なってはいけません。

 

パンダアップデートもペンギンアップデートもグーグルは検索エンジンを使うユーザー目線で更新を続けています。
これらはグーグルの経営モデルでもあるので今後も質の悪いコンテンツは検索順位が下がるようなアップデートが行われるでしょう。
大事なことはページを訪問するユーザーの知りたいを満足させるサイト作りと検索エンジンに理解されるサイト構造を心がけることです。

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