パソコンにもスマホにもインターネットを見るために標準のブラウザが装備されています。
ブラウザには検索窓がついていて検索したいキーワードを入れると候補となるサイトを表示してくれます。
このブラウザについている検索窓に使われているのが検索エンジンです。
ブラウザの種類と検索エンジンの種類は異なるので混同しないようにしましょう。
検索エンジンは現在ではグーグルの一人勝ちの状態で様々な会社に利用されています。
日本での検索エンジンのシェア 2017年
1位 グーグル 約67%
2位 ヤフー 28%
これはスマホが主流となっている現在では当たり前の結果ともいえます。
スマホのOSはiPhoneに代表されるi OSとその他のスマホに使われているandroid OSがありますが、いずれも標準でグーグルの検索エンジンを使用しています。
え、iPhoneってSafariではと思われるかもしれませんが、ブラウザと検索エンジンは別なので混同しないようにしましょう。
iPhoneの標準ブラウザはSafariですが検索エンジンはグーグルの検索エンジンが使われています。
この結果を見てもわかるようにオーガニックサーチからの流入を増やすためのSEO対策とはグーグルの検索エンジン対策といえます。
2位にヤフーが入っていますがヤフーはグーグルの検索技術を使っているので検索順位を決定づけるアルゴリズム(計算方法や定式)は同じです。
ただし検索エンジンの技術は同じでも表示させる方法に多少手が加えられているので順位は若干異なります。
いずれにしろ検索エンジンがどのようにサイトを評価するのかはグーグルの検索エンジンがどのようにサイトを評価するかと同じことだと覚えておきましょう。
検索エンジンは無数にあるサイトをどのようにして探し出して表示しているのでしょうか。
検索エンジンが行う作業は3つの行程があります。
クロール
インデックス
ランキング
一つずつ詳しく見ていきましょう。
クロール
検索エンジンはインターネット内をサイトや記事などがないか隈なく探し回っています。
このことをクロールと呼び、インターネット内を探し回っているプログラムのことをクローラーとかbotとよんでいます。
検索エンジンは様々なクローラーを使ってインターネット内を情報のタイプ毎に情報を集めています。
グーグルのクローラーには以下のようなものがあります。
テキストの通常の情報はgooglebot
画像であればgooglebot- image
スマホなどはgooglebot- mobile
クローラーはプログラムなので人間と同じようにサイトを見ることはできません。
クローラーはHTMLを読み込んでいます。
正しくHTMLが書かれていないとクローラーは内容を理解することができません。
インデックス
クローラーによって集められたサイトの情報は検索エンジンのサーバーに格納されます。
このことをインデックスされるといいます。
検索結果に出てくるサイトはインデックスされたものが表示されます。
つまり検索結果に表示されるサイトは予め検索エンジンのデータベースに格納されているサイトです。
ランキング
インデックスされた情報はランキングされます。
このランキングの作業で検索結果に表示される順番が決まります。
私たちは結果の上位に出てくるサイトは有益だということを体験を通して認識しています。
当然上位のサイトほど多くのPVを獲得できる可能性が高まります。
SEO対策とは検索エンジンに上位のランキングを付けてもらうための対策です。
詳しくは
グーグルの検索エンジンは何を評価する
を参照してください。
まとめ
検索エンジンはインターネット内を隈なく巡回してサイトの情報を集め、サイトの重要度に応じてランキングをつけ検索者に対して有益なサイトを知らせる役目を果たしている。
検索エンジンが行う作業は3つ
1 クロール
2 インデックス
3 ランキング
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