アドセンスは稼げる広告ツールか

アドセンスとはグーグルが提供しているコンテンツ連動型広告のことです。
簡単に言うとサイトやブログに貼っておくと記事内容に沿った広告やグーグルの検索履歴にあった内容の広告が自動で表示されるということです。
実際に広告を見た人が広告をクリックするとアドセンスを掲載しているサイト保有者に収益が発生する仕組みです。

 

自分で広告を選ぶ訳ではなくサイトを訪問した人の検索履歴などからも表示する広告が選択されるので見にきた人が興味を持っている内容が表示されやすいのでクリック率が高まるというわけです。
しかもクリック単位で収益が発生するのでクリックした人が実際に購入する必要はありません。

 

ここまで書くと簡単に収益が発生しそうに思えますが、私は現在グーグルアドセンスの掲載は全体の10%程度に留めています。
商品を買うという行為よりもクリックするという行為の方が訪問者にとってハードルが低い行為なので一見簡単に稼げそうに思えます。
実際私もそう思い最初に貼った広告はアドセンスでした。
しかしアフィリエイトからの収益が発生するにつれてアドセンスがいかに効率が悪いか結果として出てきたからです。
クリック単位は数円から高いもので200円程度のものもありますが1番収益のあった月で4万円ぐらいでした。
その月にアフィリエイトからの収益は60万を超えています。

 

私なりの結論になりますがアフィリエイトとアドセンスのようなコンテンツ連動型広告は同時に使うのはアフィリエイトサイトを作るのであれば避けた方が良いです。
実際色々なアフィリエイトサイトを見にいくと特定のジャンルで特定のキーワードを使って作りこまれたサイトほどアドセンスを使っているケースが低いです。
儲かるサイトほどアドセンスは使わない傾向にあります。
自分の経験と照らし合わせて考えて見ました。

 

アフィベストでは全体の作業量の7割を下準備に使うように推奨していますが、7割の下準備は特定のジャンルで狙った広告で収益を上げる為に良質な記事を時間をかけて作成する為の準備です。
明確にターゲットを絞り作成した記事でランディングページとして単価の高いアフィリエイト広告を貼ったのに似たようなジャンルのアドセンス広告をクリックし外部サイトから購入した場合、私には数十円しか収益がなく外部サイトでは数千円の収益が発生することになります。
これは大きな機会損失です。
アフィリエイトサイト構築で重要なのは
興味を持つ
調べるか
購入を決める
この一連の行為を全て自分のサイトで完結させることが重要です。
その努力した行為が報われるのはアフィリエイト広告から購入していただくことなのですがこの一部が単価の低いアドセンスに流入することは効率が悪すぎます。

 

無料ブログや無料サーバーの記事にも書いていますが、収益が発生すると自分の貼っていない広告バナーがすごく気になるようになります。
アドセンスも同じでサイトのページビューが上がり始めるとクリック数が増えるのでアドセンスの収益も上がっていきますがアフィリエイト広告から入ってくる収益にはかないません。
最初のうちは掲載された広告の中で自分の貼っている広告と被るものをブロックしたりいていたのですがこの行為も意味がないと分かりました。
なぜならサイトに来た人は自分の興味のある記事を求めて来たわけでそのサイトに別のジャンルの広告を求めて来ていません。
仮に興味のある別のジャンルの広告が出ていてクリックしてしまうとせっかく興味を持ってくれたのに自分のサイトから離脱してしまうのです。
こんな勿体無いことはできません。
またアドセンス広告の位置ですが殆どの指南書でタイトル下やサイドバートップなどが推奨されていますが、これは最も目にとまりやすくクリック率が高まるからです。
本来そこにはアフィリエイト広告を貼るべき場所です。

 

アドセンス広告がある効果を発揮するのは複数ジャンルを扱っている特定商品を販売していない情報サイトやニュースサイトです。
特定商品やジャンルを扱うアフィリエイトサイトには向いていないというのが私の経験上の答えです。

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